神木隆之介、山崎貴監督、浜辺美波
2026/10/26

『ゴジラ-0.0』神木隆之介×浜辺美波×山崎貴監督スペシャルインタビュー “マイナスゼロ”にかける想い

焼け野原を生き延びた、
敷島浩一と典子。
ふたりは、あの後
どうなったのか。
『ゴジラ-0.0』

世界を熱狂させた『ゴジラ-1.0』の続編が、11月3日(火・祝)に公開される。神木隆之介、浜辺美波、山崎貴監督が、新作に込めた想いを語った。

物語
物語は、前作(-1.0)の
2
年後へ

ゴジラに加えて、キングギドラの登場も発表された。規格外のスケールで、世界でほぼ同時に公開される。

『ゴジラ-0.0』ビジュアル

『ゴジラ-0.0』2026年11月3日(火・祝)全国東宝系にてロードショー © 2026 TOHO

はじまり
続編を作るつもりは、なかった。
山崎貴
山崎 貴監督
1
前作の撮影時

「どう終わらせるか」だけを考えていた

続編を作るつもりはまったくなかった。ただ「ゴジラ映画をオファーされて断る映画監督はいないですよ(笑)」

2
前作の公開前から

観客と同じ疑問が、監督の中にも

「敷島家はあの後、どうなったかな?」。あの一家を幸せにしてあげたい気持ちと、そう簡単には終われないだろうという気持ちがあった。

3
『ゴジラ-1.0』公開初日

続編の製作が、正式に決まる

出発点は、敷島家の“その先”を見てみたいという想いだった。

敷島家
“歩み始めた夫婦”は、戦友のように守り合う。
娘の明子に向き合う典子と敷島

© 2026 TOHO

前作『ゴジラ-1.0』

成り行きで同居。ゴジラという絶望をそれぞれくぐり抜け、病院でようやく再会した。

最新作『ゴジラ-0.0』

夫婦になって2、3年目。同じ方向を向き、ふたりで危機を乗り越えていく。

「ただ好きだという気持ちだけで一緒にいる恋人や夫婦よりも強い、何か大きなものを乗り越えてきた絆があると思うんです」
神木隆之介
神木隆之介敷島浩一 役
「これまで浩さんが典子を守りたいと思っていた気持ちを、今回の映画で典子は初めて理解できたんじゃないかと思います」
浜辺美波
浜辺美波典子 役
撮影
撮影現場に、ゴジラはいない。

本作の怪獣はすべてCGで描かれる。俳優が頼れるのは想像力と、監督の説明だけだ。

ゴジラのフィギュアと顔を寄せる山崎貴監督
山崎貴
山崎 貴監督
同じCGの怪獣でも、観客の受け止め方は変わる
CGの怪獣だけ
「でも、これってCGだよね」
CGの怪獣+本気で驚き、恐怖する人
「もしかしたら、これは本当かもしれない」

人間のリアクションが、観客の本能のスイッチをONにする。

「すべてを本物にしてくれるのは、役者さんの演技とリアクションだと思っています」
だから、監督は
その演技に恥ずかしくないCGを作る

「こんなすごいリアクションをしてくれているのに、こんなショボいCGは失礼だろうってことになるので、そこはいつも頑張らないといけないなと思っています」

挑戦
それぞれの『ゴジラ-0.0』
神木隆之介
「今回の敷島はすでにゴジラを見ている男なんですよね」
神木隆之介そこにキングギドラが現れる。どんな感情が生まれるのか、その加減が本当に難しかった
浜辺美波
「典子がちゃんと母親に見えることが課題でした」
浜辺美波典子が過ごしてきた2年の月日を、監督と話し合いながら表現した
山崎貴
「敷島家を幸せにしてあげたい。でも、そう簡単には終われない」
山崎 貴ふたつの気持ちの間で揺れながら、結末を導き出した
テーマ
「ゴジラ映画は現代を描く宿命にある」

前作の公開時、アメリカの記者に言われた言葉に山崎監督はうなずく。描く時代は違っても、どの作品にも、作られた時代の空気が入り込む。

瓦礫の街で咆哮するゴジラ

© 2026 TOHO

日本製ゴジラの強みは、戦争というテーマを真正面から描いても「なぜ怪獣映画でそんな重たいテーマを?」と言われないこと。山崎監督が好きだという映画『イントレランス』の構造が、本作の結末を支えている。

壮大な物語不寛容が
もたらす悲劇
×
同時に描く人間の
小さな幸せ
観客は壮大な物語を“自分ごと”にできる
「本当に小さなことで、だけどそれは本人たちにとっては重要で大きなこと」
山崎貴
山崎 貴監督
COLUMN
そもそも前作『ゴジラ-1.0』とは
『ゴジラ-1.0』ビジュアル

『ゴジラ-1.0』© 2023 TOHO CO., LTD.

位置づけ
ゴジラ生誕70周年記念作品
舞台
第二次世界大戦末期から戦後の日本。ゼロからの再出発を迫られた人々が、さらなる危機「マイナスワン」に直面する。
評価
第96回アカデミー賞🄬 視覚効果賞。アジア映画史上初の受賞。

海外向けに物語を変えることなく、日本の歴史や記憶に根ざしたテーマで世界的な支持を獲得した。

公開
11.3TUE・祝
作品『ゴジラ-0.0』
公開2026年11月3日(火・祝)全国東宝系にてロードショー
監督山崎 貴
出演神木隆之介、浜辺美波 ほか

© 2026 TOHO CO., LTD.

鼎談インタビュー 完全版
「敷島家はあの後どうなった?」『ゴジラ-0.0』始動の原点

神木前作でまず最初に驚いたのは、VFXのレベルの高さです。これまでの日本映画では観たことのない、本当にハリウッド映画でしか観たことのないレベルの映像だったので。それから海外の方の熱量が大きかったのも本当に驚きでした。北米プレミアでロサンゼルスに行かせていただいたときも……

PREMIUM
この続きはプレミアム プラン会員限定です
笑顔で語り合う神木隆之介、山崎貴監督、浜辺美波

北米プレミアで感じた海外の熱量、監督の擬音に助けられた撮影現場、キングギドラを前にした演技の難しさ、そして山崎監督が語る“戦争と人間の物語”。3人の言葉を全文で掲載。

プレミアム会員になって続きを読む

TOHO-ONE IDでログインしてお読みいただけます。

『ゴジラ-0.0』神木隆之介×浜辺美波×山崎貴監督スペシャルインタビュー “マイナスゼロ”にかける想い
取材・文:中谷祐介/撮影:You Ishii
『ゴジラ-0.0』© 2026 TOHO CO., LTD./『ゴジラ-1.0』© 2023 TOHO CO., LTD.